clubhouseとは

1:clubhouseとは

clubhouseとは、音声版Twitterなどと言われています。
アメリカVC(ベンチャーキャピタル)であるAndressen Horowitz
(アンドリーセン・ホロウィッツ)が1000万ドル投資してスタートしました。

clubhouseは、招待制のSNSで音声配信SNSということで、
招待枠が2名まで(枠が増える可能性あり)となっています。
限定性・プレミア性が人気を集めている理由の一つです。

実名性のSNSでリアルのつながりを重視しているところも
特徴の一つです。そのため、誰から招待されたか、プロフィール
に記載されます。

その他にclubhouseの特徴として、深夜ラジオ番組のような配信が
自由にできたり、自分が何か話さなくても会話を聞くだけでもOKです。
(有名人の配信や対談も聞ける)あと、手をあげて会話に参加することも
可能です。

2:開発秘話とコンセプト

clubhouseのコンセプトは、「世界中の人が気軽に話し合える場所を提供する」
となっています。

2020年2月に創業で運営会社はAlpha Exploration(アルファエクスプロレーション株式会社)です。

2020年4月にコロナのパンデミックの中でリリースしました。当初はクローズドベータ版として
リリース。

ロックダウンの間、人々の同期性を求めていました。Zoom飲み会やZoom会話ではすっぴんが
気になるが、音声メディアなら気にならないし、雑談や新しい層とのつながりもできるという
ことでclubhouseは誕生しました。

現在時価総額1億ドルの次世代SNS候補と言われています。

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3:なぜclubhouseが盛り上がるのか

clubhouseが盛り上がる理由は3つあります。

1:話を聴きたい(情報収集や裏話)
 音声SNSで雑談部屋に参加するスタイルであり、リアルタイムでしか聞けない内容であり
 その時を逃したら聞けなくなるなど。

2:話をしたい(公開コンサル、人生相談)
 有名人や専門家に質問ができたり、相談できたり、そこでしかできないコラボの
 繋がりがある。

3:招待制(信頼感がある)
 登録制で特別感があり、2人までしか招待できない面白さがある。
 人の心理としての「招待されたい」「中をのぞいてみたい」という
 心理が働く。

4:世界での利用状況

2020年2月に創業して、1年たらずでインターネットで急上昇しているSNSです。

利用率は1%、clubhouseを知っているが登録していない人は17%

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clubhouseのアンケートをとってみたところ、
・ぜひ使ってみたい:3%
・機会があれば使ってみたい:19%
・あまり使ってみたいと思わない:25%
・全く使ってみたいと思わない:29%
という結果になったそうです。

まだまだ興味があるが実際に使っている人は少ないのが現状ですね。

次に、年代別でclubhouseを使ってみたいと回答したのは、10代が31%、20代が27%
という結果だそうです。

では、clubhouseを使ってみたい理由と使ってみたいと思わない理由をまとめると
次のようになります。

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<使ってみたい理由>
・文字だけでは伝えられない感情を表現したい
・話題だしどんなものか試したい
・招待制で治安が良さそう
・自分の好きな著名人が利用している

<使ってみたいと思わない理由>
・音声で呟きたい内容が特にない
・他人のオープンな状態で自分の声を聞かれるのはあまり良い感じがしない
・招待を転売していると聞きイメージが悪い
・音声でやりとりがあまり好きではない
・人と話すのが苦手なので躊躇する
・今使っているTwitterで十分

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5:clubhouseのビジネスモデル

clubhouseのビジネスモデルは、完全無料サービスであり広告も一切
ありません。これは過去にSNSを収益化してきた広告ベースの典型的な
ビジネスモデルとは対照的であると言えます。

つまり、clubhouseは外部からの資金調達により運営が成り立っているのです。

6:世界的にどれくらい流行するのか?

今の所なんとも言えませんが、新しい仕組みに敏感な人々が参入している感じですね。

IT系やテック系の大物や仲間の大物が参加していたり、経営者などが参加している傾向が
あります。

今は誰でも参加できるオープンなroomを使っていますが、今後ユーザー数が増えていけば
クローズドも大きくなっていく可能性はあると思います。

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7:clubhouseの特徴

ここでは現時点でのclubhouseの特徴をいくつかピックアップしていきたいと思います。

・新規顧客や認知を増やしやすい
clubhouseが認知されることの入り口になります。新しいSNSということで話題性もあり
フォローを増やしやすいです。

あとは、面識のない方や著名人などとも繋がりが持てることも可能です。

・ユーザー同士が電話番号でつながるので、久々に再開することも考えられます。

・発信のハードルも低いので気軽に誰でも発信ができます。また、誹謗中傷なども少ない
ことも実名登録で紹介者が見えることのメリットだと言えます。

・録音ができないので、クローズドな世界の会話ができますし、炎上もしにくいです。
その場にいないと聞けないシークレットな情報もあったりします。

・積極的にroomを立ち上げることで発信力がつきますし、ポジショニング構築が
可能です。

・リスナーからスピーカーとして上がってコラボすることができます。

・TwitterやInstagramと連動させることで、クロスメディアとしてフォロワーを増やせます。
今のところリンクを貼ることができるのはこの2つのSNSのみとなっています。また、ファン化
した状態でTwitterやInstagramに来てもらうことによりより濃い関係性も築けます。

・ビジネス活用では動画は収録・編集・制作が大変ですが、clubhouseは音声配信のみでリアルタイム
なのでそういった意味では労力面ではメリットと言えます。

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9:clubhouseをやったほうがいい人とは

現時点ではclubhouseをビジネス活用することには賛否両論ありますが、次のような方は
clubhouseをやってみたほうが良いかもしれません。

・発信力が何か欲しい人
・人と人を繋げることが得意な人(モデレーター)
・クロスメディアでTwitterやInstagramのフォロワーを増やしたい方
・公開コンサルや公開コーチングなど音声で価値を提供できる人
・自分一人で語ることよりも場を回していけるような人
・有益な価値提供をしながら信頼構築したい方

このような方は一度はトライしてみるのがいいかと思います。

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10:clubhouseの禁止事項

次にclubhouseの禁止事項についてお伝えします。

clubhouseでは次のようなことは禁止されています。

・会話内容の録音の禁止(ルール違反の場合には垢バンの可能性あり)
・誹謗中傷・過激な発言は控える:リアルタイムなので注意が必要です。
・個人情報を公開しない:他人の個人情報、プライバシー侵害は控えること
・18歳未満の利用はできない
・著作権違反は全て禁止(運営側では管理してくれないのでこちら側で気をつけること)
・名前を適当につける行為は禁止:名前は実名、一度しか名前の変更はできない、
ビジネスネームは使用できる

以上が禁止事項になっています。

11:気をつけたいこと

clubhouseを活用する上で気をつけたいことをお伝えします。

まずは、ユーザー(聴く側)としての利用では、リアルタイムでの参加となるため時間を多く
費やしてしまう点です。またアプリが英語なので操作に慣れるのに時間がかかる人もいます。

発信者として利用の場合の気をつけるべき点は、話すことに苦手な方には向いていません。
リアルタイムでの配信なので、失言には注意したいですね。

あとは、room検索ができないので気になる人がいたらその時にフォローしておかないと
できなくなります。


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